400ss 車両説明

シート外し方

シートは、フレーム後ろ側、ボルト1つで固定しています。(ボルト、ナット)

汎用シートのため、アルミ板でブラケットを作成し固定いたします。

前側差込

ニュートラルランプ、アース取り出し配線

Ducati 400SSのニュートラルは珍しくプラス点灯です。(一般的にはマイナス)

そのため、フレームからアースを取り出しています。

シート内、フレーム内側にある赤い配線

滅多に取り外す事は無いと思いますが、記録いたします。

始動について。

キャブレター車という事、排気効率の良いマフラーに交換している事もあって、少しだけ多めの暖気が必要に感じます。

車体右側にあるガソリンコックがONになっている事を確認しチョークを引いてセルスタート。

始動性は良いですが、安定するまで、2.3分ぐらい、チョークを引いたり、アクセルを少し開け3000回転ぐらいをキープ。

3分間は結構長く感じます。

最初のうちはアクセルを開けてもついてこず、エンストなど起きますが、温まると調子よく上まで回ります。

↓チョーク車体左側、

↓アイドリンク調整

冷えている時、朝一番など若干アイドリングをあげ、温まってきたら1000回転程度になるように調節してみてください。

フローティングディスクのカタカタ音

こちらの400SSはブレンボ 鋳鉄(近年はステンレスが普通) フルフローティングディスクのため、熱膨張に対応するため、インナーとディスクの間にフローティングピンがありクリアランスを設けてあります。

押し引きの際など、カチャカチャと鳴ります。

実際走り出すと、ブレーキング時のジャダーなどは無いですが、古いディスクなのでちょっとクリアランス広がり気味かなとも感じますが、通常使用する分には問題無いと思います。

ディスクは十分厚みありますので、フローティングピンの交換で対応可能かと思います。

イグニッションキー

車体右側にあります。

スピードセンサー

車体右側、ローターボルトから検出しています。

ボルトを通過する際にオレンジ色のサインが点灯します。

付属のタイラップは使わず、簡単にですが、軟鉄材を使ってボルト固定しています。

にりんかんデポにて引き渡し時の写真です。